【まとめ】藻谷浩介さん講演会『青森市の現状を見据え、未来を考え、そして行動しよう』~どうにかなるではどうにもならない~

地域活性化

20140709

『青森市の現状を見据え、未来を考え、そして行動しよう』~どうにかなるではどうにもならない~

https://www.facebook.com/events/1417680018513263/

藻谷浩介さんの講演会を聞きに行ってきました。

備忘録のためにも、講演内容をまとめました。

 

青森市の活性化に必要なこと

『人口を増やすこと』

交通や生活が便利になることでもなく、景気がよくなることでもない。

若者が戻ってきて、誇りを持って地域に残ることが大事。

 

青森市で起きていること

2010年から2020年までに人口が2.8万人減少する

14歳以下が0.9万人減少、15-64歳が3.3万人減少、65歳以上は1.5万人増加する。

このペースで人口が減った場合、40年で14歳以下がいなくなり、60年で15-64歳がいなくなる。

コンパクトシティが必要

高齢者の割合が増えるのだから、高齢者が歩ける範囲でまちづくりをする必要がある。

=『コンパクトシティ』が必要。

青森市は全国で最初に『コンパクトシティ』を始めた。

商業施設の活性化が目的ではなく、高齢者が暮らせる街づくりが目的。

車を使わず、公共交通機関を利用して生活できる街にしていく。

今、仙台も東京も『コンパクトシティ』に取り組んでいる。

 

止められること、止められないこと

止められないこと

  • 今の住民が年をとっていくこと。
  • 多くの若者が一旦地域外に就職して出て行くこと。

止められること

  • 出生率の低下はやり方しだいで止められる。
  • 就職で出て行った若者が出て行ったっきりにならないことも工夫次第で止められる。

若者が帰ってきてよかったと思えるまちにすること。

 

21世紀の地域活性化

  • 地域ブランドを確立・向上させ、富裕な高齢者や外国人と相手の個人客観光と、地産地消 / 外商で若者と女性の雇用を増やす。★観光から物販に繋げる
  • 人口減少に合わせ、住宅や諸機能を市街地に誘導し、密度と効率を高める。★コンパクトシティ政策
  • 公共交通機関(鉄道など)を維持し、日常的に使う機会を増やす。★自動車を使わない

 

市役所建替え問題について

市の人口が減少している。後年負担が減るように巨大なものは建てない。

青森市役所=市内最大の事業所=交流人口を生む資源。

たしかに現在地は昔の本当の中心地だった。

しかし、今後は提川までにぎわうことは無理。

青森駅〜柳町、7号線以北でにぎわいを防衛するのが現実的。

青森の生命線は駅周辺。駅周辺の活力維持のため、市役所を核としてはどうか?

市役所で働く職員の購買力を活かして、まっすぐ家に帰らず、駅周辺で買い物してもらうようにする。

 

補足

日本はアジア・アメリカから稼いで、中東・オーストラリアに貢いでいる

日本は貿易でアジア・アメリカから稼がせてもらっているが、油、ガス、ウランの輸入で稼いだ分がなくなっている。

ガソリンがどんどん高くなっている。

青森は30m先でも自動車に乗っている。

車に依存しない生活をしよう。

日本はエネルギーのないフランス・イタリア・スイスにも赤字

ワイン、パスタ、オリーブオイルを輸入している。

先進国の競争は食料品。食文化が外貨を稼ぐ。

イタリアの戦略は、旅行で集客して、うまい食材、食べ方を味わせる。

その後、物販につなげている。

こういう努力をすると人が増えて雇用が増えてくる。

 

まとめ

  • 人口を増やすこと(地域に誇りをもつ)
  • コンパクトシティ政策を進める
  • 油(ガソリン)を使わない
  • 観光から物販につなげる

 

以上